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足立智美        日本語

last updated 2013-04-13

 

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プロフィール (短め)

足立智美(パフォーマー/作曲家)

ヴォイス、各種センサー、コンピュータ、自作楽器によるソロ演奏、音響詩、舞台音楽など幅広い領域で活動し、またインスタレーション作家、映像作家としても活動、非音楽家との大規模なアンサンブルのプロジェクトもおこなう。高橋悠治、一柳慧、伊藤キム、坂田明、飯村隆彦、猫ひろしらと共演、テート・モダン、ポンピドゥー・センター、ウォーカーアートセンター等で公演している。





プロフィール (長め)

足立智美(パフォーマー/作曲家)。1972年金沢市生まれ。早稲田大学哲学科卒。

 1993年より、パフォーマー/作曲家として活動を始める。以来、即興演奏、パフォーマンス、現代音楽作品の演奏、作曲、楽器の創作、サウンド・ インスタレーションなど幅広い領域で活動。日本ではほとんど唯一の音響詩の演奏家でもある。創作楽器の一つ「トモミン」は販売されマイク・ パットンを始め世界中に使用者がいる。2003年からヴィデオやインスタレーションの制作もてがける。日本、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、韓国、中国、世界20カ国以上、50を超える都市で公演、展示をおこなう。活動は複数のジャンルにまたがるが、音楽の持つ視覚性を軸に、マルチメディアではなく、歴史的な視点から音楽、美術、文学、ダンス、芸術の外に至る複数の領域を結びつけ、再構築する活動をおこなっている。

 94年から97年にかけてパフォーマンス・シリーズ『音、あるいは耳について』を企画、実験的な音楽、音響活動を紹介する。 97年から「ハモらない合唱団」である『足立智美ロイヤル合唱団』を主宰。99年から2000年は『音楽工作所』を企画し、パフォーマンス、コラボレー ション、実験音楽を幅広く取り上げる。2000年から2003年にかけてダンサー山田うんとのユニット『VACA』で音楽とダンスの究極のコラボレーションを目指す。 2003年にダンサー・振付家の伊藤キムのカンパニー『伊藤キム+輝く未来』と共同作業、作品『劇場遊園』の他、ダンサーによる即興合唱団『足立智美+輝く未来合唱団』を組織する。2004年から2005年にかけてドイツのキュンストラーハウス・ドルトムントに滞在し、ドイツ各地のギャラリー、美術館でパフォーマンスを発表する一方、ドルトムント市の助成のもと企画をおこない、ヨーロッパ各地からサウンド・アーティスト、音響詩人、ダンサーをドルトムントに招聘した。2005年の『四万十神楽交響曲って何?』(株式会社アサヒビール主催)では、高知県四万十川流域にて、地元の民俗芸能とアマチュアオーケストラとの即興演奏によるコラボレーションを指揮、2007年にはサントリー音楽財団主催『ユーロペラ5』(ジョン・ケージ作曲 日本初演)の演出を担当、2009年”Music from japan” の委嘱により、五世常磐津文字兵衛の義太夫三味線のために『踊りん飛車』を作曲、アメリカ・ツアー。2009年12月よりAsian Cultural CounCilのフェローシップを得て半年間渡米。2008年から2011年にかけて、『音楽の複数次元』を主宰、ジョン・ケージ “Variations VII”、”Waterwalk”、クリスチャン・ウォルフ”Burdocks”、コーネリアス・カーデュー”the great learning”など1960年代前後の実験音楽を再演している。またトム・ジョンソン、ディーター・シュネーベルの作品上演もおこなっている。2011年に東京で”実験音楽とシアターのためのアンサンブル”を設立、2012年にDAADからベルリン滞在芸術家として招聘され、ベルリンに在住。メルツムジーク現代音楽祭で個展を開催。また日本の1920年代のダダイズム運動、MAVOに基づく作品をベルリンで発表した。

 近年はヴォイス、コンピュータ、自作楽器群によるソロ演奏や、音響詩の上演、ワークショップによる非音楽家を含むアンサンブルを中心に活動。テート・モダン、ポンピドゥー・センター、ウォーカーアートセンター、ベルリナーフェストシュピーレ、エクスペリメンタル・インターメディア、STEIM、オントロジカル・ヒステリック・シアター、ルーレット、トニック、アンソロジー・フィルム・アーカイヴス、国立国際美術館、ミュゼウム・クンスト・パラスト、金沢21世紀美術館、円盤などに出演。共演者としてはニコラス・コリンズ、ヤープ・ブロンク、ブッチ・モリス、高橋悠治 、一柳慧、坂田明、dj sniff、ジェニファー・ウォルシュ、アネッテ・クレブス、ジェローム・ノッティンガー、ズビグニュー・カルコフスキ、巻上公一、飯村隆彦、石田尚志、鈴木昭男、カール・ストーン、古舘徹夫、大友良英、千野秀一、黒沢美香、猫ひろし、モレキュラー・シアター、劇団黒テントなど。四谷アート・ステュディウム、多摩美術大学、シカゴ美術館附属美術大学、ミルズ・カレッジ、バード・カレッジ、ロンドン芸術大学などで講義をおこなっている。

 CDにソロ『記譜法としての境界面』、『ときめきのゆいぶつろん』、足立智美ロイヤル合唱団『ぬ』(以上naya records)、『Yo』(Tzadik)、『記号説/う・む~高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一』(水牛)、『一柳慧+寒川晶子+足立智美 空間へのオマージュ』、『初期作品 & ライブ音源集 1994-1996』(以上OMEGA POINT)、コンピレーションCD等への参加多数。




リンク


Youtubeのチャンネル、映像はだいたいここに。

http://www.youtube.com/user/aaaxt


大学の講義、ワークショップ用のブログ

http://adachitomomi.blog34.fc2.com/


ニューヨーク滞在中の記録

http://d.hatena.ne.jp/adachitomomi/


2004年までの日本語ページ

http://www.adachitomomi.com/j/index.html


ナヤ・コレクティブ内のページ

http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/artist/artist_adachi.htm


実験芸術の巨大アーカイヴ、Ubuweb 内のページ、音声ファイル

http://www.ubu.com/sound/tomomi.html


詩のアーカイヴ、Pennsound 内のページ、ヴィデオと音声ファイル

http://writing.upenn.edu/pennsound/x/Adachi.html


パフォーマンススコアのアーカイヴ、 Upload .. Download .. Perform . net 内のページ、

主にコンセプチュアル・スコア

http://uploaddownloadperform.net/ADACHITomomi/Index